アッシュ・ペー・フランスのピーアールワン事業部が台北で開催している合同展示会「ルームスリンク タイペイ(roomsLINK Taipei)」は「ピーアールワン トレードショー タイペイ(PR01. TRADE SHOW?Taipei)」に名称変更し、台湾で最大規模のファッション総合展示会「タイペイ・イン・スタイル(Taipei in Style)」と共同開催することが決定した。台湾政府が海外の民間企業とタッグを組むのは、ルームスリンク タイペイ」が初となる。共催イベントは11月6〜9日に開催し、70のブランドやギャラリーが参加する予定だ。
「タイペイ・イン・スタイル」は、台湾テキスタイルフェデレーションが2006年から開催している台湾初のファッションフェア。ランウェイショーや合同展示会、セミナーなどのイベントを行ない、国際市場につなげるプラットフォームの構築を目指している。今年4月に開催されたイベントには、103社が出展し、9ブランドがランウェイやトランクショーを披露した。「ルームスリンク タイペイ」は2012年にスタート。これまで街を巻き込んだファッションの祭り「渋谷ファッションフェスティバル イン タイペイ」や、12年10月には日本の40ブランドを集めた期間限定ショップをオープン、13年には「ルームスリンク タイペイ」を開催し2万5000人が来場した。「同展示会と共同で台北ファッション・ウィークを作ることで、これまで以上に台北ブランドが育つ土壌を構築したい。アジアからEU圏やアメリカなどへのさらなる発信力の強化を目指していく」と松井智則ピーアールワン エグゼクティブ・ディレクター。
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