ワールドはメンズの主力ブランドである「タケオキクチ」の路面旗艦店「タケオキクチ」渋谷明治通り本店を11月22日開く。今年5月にクリエイティブディレクターに復帰したデザイナー菊池武夫がコンセプト作りから手掛けた。2階には菊池が常駐するガラス張りのアトリエが設けられており、買い物に来た客は菊池のクリエイティブの現場の一端を見学することができる。「モノ作りと買い場を合体した新しい空間づくりに挑戦した」(西幹男メンズ開発統括部長)という。
明治通りに面したガラス張りのファサードの店舗は売り場面積140坪。1階はカジュアルウエアと服飾雑貨、2階はスーツ及び豊富な素材を用意したパターンオーダーを展開する。旗艦店ならではの試みとして様々なアイテムにスポットをあてたフェアを開催し、第1回目は菊池のアイコンでもある帽子を商品構成比はカジュアルウエア40%、ドレスウエア30%、服飾雑貨30%。3階には京都の人気ベーカリー「ル・プチメック」が手掛けるサンドイッチ専門店「レフェクトワール(ル・プチメック)」がオープンする。「タケオキクチ」は百貨店を中心に128店を運営しているが、路面旗艦店を出店するのは20数年ぶり。