フランスのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社は18日から、1930年創立のボルドーワイン「ムートン・カデ(MOUTON CADET)」の限定ライン「ムートン・カデ・セレクション・ライダーカップ」の日本販売をスタートする。1927年から続く世界的なゴルフトーナメント「ライダーカップ」とコラボレーションしたモデルで、赤、白、ロゼの3種類を用意。価格はすべて1ボトル750ml税抜き3000円。
「ライダーカップ」は2年に1度開催される、ヨーロッパとアメリカの代表選手による最高峰のゴルフコンペで、今年は9月26日〜28日の3日間、スコットランドのグレンイーグルスで開催される。「ムートン・カデ」は同大会の2014年および18年のオフィシャルワインになり、今回の限定ワインが生まれた。従来のパッケージからリモデルするだけでなく、中身も特別醸造している。赤の「ムートン・カデ・ルージュ・セレクション・ライダー・カップ」はベリーやブラックベリーの香りにコーヒーの味わいをプラス。白の「ムートン・カデ・ブラン・セレクション・ライダー・カップ」はフレッシュな柑橘類や白い花の香り。「ムートン・カデ・ロゼ・セレクション・ライダー・カップ」は赤系ベリーの香りに、アカシアの花や熟した果実のニュアンスが特徴となる。
17日に虎ノ門ヒルズ51階のアンダーズ 東京で開催されたローンチ・イベントには、「ムートン・カデ」の発売元であるバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のユーグ・ルシャノワーヌ・会長兼社長も来日。「ライダーカップのキャプテンが12名の優秀な選手を選ぶように、ワイン畑から12の優秀な区画を選んだ。ゴルフのルールもワイン造りも一夜で変わらず伝統的な価値観を共有できた。エノテカのゴルフラバー、ワインラバーのスタッフが熱意を持って販売してくれて嬉しい」と挨拶した。会場には女優の江角マキコを始め、キャスターの蟹瀬誠一、「ハーパーズ バザー」の森明子・総編集長、「サファリ」の榊原達弥・編集長らも来場し、コラボワインとアンダーズ東京が振る舞うブッフェ料理に舌鼓を打った。