? ザック・ポーゼンが「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」のウィメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任する。ポーゼンが手掛ける初のコレクションは、2016年春夏コレクションでお披露目予定だ。なお、01年にニューヨークでスタートした自身のブランドと、未来のトップデザイナーを目指す米国のリアリティ番組「プロジェクト ランウェイ」の審査員は今後も続けるという。また、若年層向けライン「レッド フリース」やトム・ブラウンがデザインする「ブラック フリース」には関与しない。
現在、「ブルックス ブラザーズ」のウィメンズは売り上げ12億ドル(約1212億円)全体の20%を占める。しかしここ数年、ウィメンズの需要は増えており、今後更なる強化をしたいという。
クラウディオ・デル・ベッキオ=ブルックス ブラザーズ社長兼最高経営責任者(CEO)はポーゼンの就任時期に関して、「ゆっくり進めたい。彼の貢献に期待しているが、うまく進めるためにも、時間を与えなくてはいけない」という。また、ポーゼンについて、「素晴らしい才能を持っており、アメリカで大いに影響力のあるデザイナーだ。ブランドの196年に及ぶ歴史やクリエイションについて深く理解している」と称賛した。就任についてポーゼンは、「アメリカの偉大なブランドの未来を担う機会を与えられ、わくわくしている」とコメントした。