「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ニコラ・ジェスキエールをウィメンズのアーティスティック・ディレクターに迎え、初となる2014-15年秋冬シーズンの広告キャンペーンを公開した。アニー・リーボヴィッツ、ユルゲン・テラー、ブルース・ウェーバーと、3人のフォトグラファーの表現を融合させたストーリー構成が特徴。世界的に活躍し、認知度も高い有名フォトグラファーが同じテーマでビジュアルを制作するという豪華な打ち出しだ。
「シリーズ 1」は、ミザナビーム(入れ子構造)のようなビジュアルを制作。"デザイナー、洋服、コレクションの考え方を伝えるということ"にフォーカスしている。"デザイナー、洋服、コレクションの考え方を伝えるということ"にフォーカスした同品は、ビジュアルを「考える人」に見立て、同じ日、同じ時間に異なる場所で撮影された。アニー・リーボヴィッツはシャルロット・ゲンズブール、ユルゲン・テラーはフレーヤ・ベハ・エリクセン、ブルース・ウェーバーはリヤ・ケベデ、ジーン・キャンベル、キルスティン・リエーグレンをそれぞれ起用している。
ニコラは今回の取り組みについて、「これは、私が親近感を覚えるアーティスティックな世界を一つにする方法でした。心から尊敬する3人のフォトグラファーから、見たこともないストーリーを紡ぎ出したかったのです。互いに向き合いながら、究極的に一つのストーリーを作り上げるというチャレンジを受けて立つことができるのは、彼ら以外にありえませんでした。彼らのビジュアル表現は非常にパワフルで、あらゆるカテゴリーや定義を超えたものだからです。また、既になじみのある彼らの領域から引き離してみたいとも考えました。現代ファッションについて、世界および私に何を伝えてくれるかを知りたかったのです」と述べている。同シーズンのビジュアルは7月から全世界で公開されている。