ステラ マッカートニー ジャパンは7月17日、青山学院講堂でステラ・マッカートニーと滝川クリステルの講演会を開催した。共催は、学校法人青山学院と集英社「シュプール」。二人は、動物愛護などの活動を通じて知り合い、現在は互いの考えや活動をリスペクトし合う友人同士で、公募で集まった約1800人を前に、女性の生き方や社会のつながりについて語った。特に、二人が積極的に取り組む"サスティナブル(持続可能の意)"なプロジェクトについて、司会の杉山ハリーを交え、意見交換した。エコ、エシカル、サスティナビリティに配慮したプロジェクトに取り組んでいるステラ・マッカートニーは、「どこで材料を調達しどのように作るかを常に考え、新しい挑戦を続けています。とはいえ、私はファッションデザイナー。みなさんに『素敵』『欲しい』と感じて頂ける製品を提供することが大前提です。さまざまな認知を広げること、みなさんに新しいオプションを提案することが私の仕事だと思っています」と話した。一方、最近「人間を含め、お互いの命が共存、共生し、調和する社会の実現を目指す」、一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを立ち上げた滝川クリステルは「たとえ、小さなアクションだったとしてもいずれ大きな力になると信じています。女性が消費の鍵を握っているので、いろんなことに疑問を持って注意を払ってほしい。一人ひとりの小さなアクションによって消費の流れが変わるから」などと語った。