8月31日、ルイ・ヴィトンの元最高経営責任者(CEO)、イヴ・カルセル(Yves Carcelle)が腎臓がんで死去した。66歳だった。2012年までルイ・ヴィトンを率いたカルセル元CEOは、マーク・ジェイコブスを「ルイ・ヴィトン」のアーティスティック・ディレクターに指名し、プレタポルテやシューズ部門などを立ち上げたことで有名。ベルナール・アルノー=LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン社長兼CEOは「イヴはあらゆる分野で先駆者として、情熱と行動力を絶やすことがなかった。彼は、世界で最も影響力のあるリーダーの一人だった。LVMHは親愛なる友人を失ってしまった」とコメントした。