フランス南部の伝統的な時計製造の街として知られるブザンソンで生まれたアート・ウォッチ「アクテオ(AKTEO)」が、十数年ぶりに日本に再上陸を果たした。バイオリン、ゴルフクラブ、ハサミ、カジノのルーレット、花々など数多くのモチーフが職人の手仕事によりミニチュア化され、文字盤にデザインされているのが特徴だ。今、そのデザインモデル数は、300種類を超えるという。
同ブランドを手掛けるテマティックシステムのデザイナー、ジャン・クリストフ・マレシャルは、59年、ブザンソン生まれ。地元の国立時計学校を卒業し、85年に「アクテオ」をスタートした。9月3・4日に開催した日本リローンチ記念 新作発表会のために来日した彼は、「メード・イン・フランスの伝統の技術力とストーリー性のあるデザイン力が持ち味だ」とブランドの特質を語った。すでに30回以上、来日しているという親日家で、日本を連想させるデザインもある。価格は、1万円台後半から2万円台で、総輸入販売元は、A・Jコーポレーション。西武百貨店池袋本店、move by on timeお台場 ヴィーナスフォート店、GUMPS 代官山店などで販売されている。