伊勢丹新宿店は16日まで、雑誌「シュプール」(集英社)とコラボレーションしたポップアップショップ「シュプールシティ」をオープンしている。拠点となる本館2階ザ・ステージ#2では、"街"と"旅"をテーマに、ミッキーマウス誕生のきっかけになったキャラクターのオズワルド・ザ・ラッキー・ラビット(以下、オズワルド)にフォーカスした限定アイテムを販売中だ。
オズワルドのモチーフをのせた「ビューティフル ピープル」のTシャツやバッグ、インテリアブランド「セカンドラブ」のラグマットなど、20ブランド以上のコラボアイテムをそろえた。フォトスポットを設置したほか、10種類以上のオズワルドのデザインから好みの柄をトートバッグやTシャツにプリントするサービスも用意。
地下2階ビューティアポセカリーや3階リ・スタイルでも「シュプール」とのコラボレーションスペースを設置した。担当の青木慎吾=三越伊勢丹婦人・子供統括部婦人第一商品部 コンテンポラリー編集バイヤーは「3月に開催した『シュプールツアーズ』に続く第二弾。これまでは点での取り組みが多かったが、他フロアを絡めてモノ・コトの両方を連動させている。スウェットは柔らかな風合いに定評のある和歌山県の工場の編み機で編み上げ、ラグは徳島県の職人にお願いするなど、日本の産地に入ったモノ作りにこだわり、グレードを高めた。今年は『シュプール』にとって25周年の記念すべき年。モードを提案する2社でタッグを組み、今後もファッションを盛り上げたい」と語った。