ファッション

東海地方伝統の繊維を紹介するイベント「ハロートウカイ」初開催

 歴史のある繊維産地として有名な愛知県一宮市など東海地方の繊維メーカーが、独自の技術と商品力を紹介するイベント「ハロートウカイ エキシビション&ポップアップショップ(Hello Tokai exhibition.&Pop up Shop )」が10月10日から10日間、東京・中目黒の「W.NAKAMEGURO」で初開催される。

 東京のクリエイターと協力し、伝統に裏打ちされた高い技術力を持つ東海地方の繊維メーカーによる素材を使用したオリジナル商品を制作して、展示、販売するというもの。同イベントを主催しているのは、名古屋でセレクトショップ「アンイーブン ジェネラルストア」を手掛けるアンイーブン。実務を担当している安井源バイヤーは、「今後の地方店のあり方を考えた際に、地域性とどのように向き合っていくかという疑問が発端となったイベント。まず、東京で東海地方の素材や技術のよさを知ってもらうことが狙い。そして、市場全体に受け入れられる商品を東海地方から数多く輩出していきたい」と話した。

 なお、同イベントは「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京」の関連イベント。今後も定期的に継続する計画だ。

■ハロートウカイ エキシビション&ポップアップショップ
開催期間:10月10〜19日(10日間) 12〜20時
開催場所:W.NAKAMEGURO(東京都目黒区上目黒2-12-2 4階スペース)
東海地方の主な参加企業:葛利毛織工業(愛知県一宮市)/野呂英作(愛知県一宮市)/岡田防水布店(岐阜県大垣市)/おぼろタオル(三重県津市)/コモノリプロダクツ(愛知県名古屋市)/イモマーケット(愛知県名古屋市)/ダイゾーブレンドラボ(三重県桑名市)
参加ブランド:サスクワァッチファブリックス/ファセッタズム/ウル/フーワット/オーギュスト プレゼンテーション/ヒムカシ製図

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