「ディオール(DIOR)」は28日、展覧会「エスプリ ディオールーディオールの世界」を関係者向けに公開した。会期は10月30日から来年1月4日まで。場所はアップルストア 銀座の横。入場料は無料だ。
展示物は、クリスチャン・ディオールから現在のアーティスティック・ディレクターを務めるラフ・シモンズまでの歴史を、アーカイブ衣装や写真、資料などを通して紹介する。パブロ・ピカソやスターリング・ルビーといった芸術と「ディオール」の関係性を紐解く「ディオールと芸術家たち」をはじめ、「ディオールと日本」「ディオールの大舞踏会」など、「ディオール」のエスプリを象徴する12のセクションごとのテーマを設け、地上3階から地下1階にわたって構成している。「ディオールを纏ったスターたち」では、液晶画面をタッチするとマリリン・モンローらスターたちの写真が現れるデジタル・インタラクティブも導入した。
注目は、地下1階の「ディオールとアトリエ」ゾーン。実際にパリのクチュールで働いている縫い子が週変わりに来日し、パターンを基に手縫いしている姿を目と鼻の先で見たりや話したりすることができる。またファッションだけでなく、ビューティの香水瓶の装飾模様も見ることができる。
また展覧会を記念したスマートフォンアプリ「Esprit Dior Tokyo」をリリース。本展のガイドとして、パトリック・デマルシェリエが撮影した1947年から今日にいたるアイコニックなモデルの写真や、歴代の香水ボトル、メイキングやインタビュービデオを見ることができる。なお、全コンテンツを視聴するには、会場のWiFiにアクセスする必要がある。アプリは無料。
■エスプリ ディオールーディオールの世界
会期:2014年10月30日?2015年1月4日
時間:10:30〜20:00(最終入場時刻 19:30)
住所:東京都中央区銀座3-5-8 玉屋ASビル
入場料:無料
休館日:12月11日、1月1日
備考:日程によりイベント準備のため、18:00(17:30最終入場)もしくは19:00(18:30最終入場)に閉館する場合 がございます。