ミラノ・コレクションに参加している「クリスティーナ ティ(KRISTINA TI)」のデザイナー、クリスティーナ・タルディート(写真左)が来日。10月28日、青山ラピュタガーデンで、同ブランドの国内販売を手掛ける三崎商事主催による2015年春夏コレクションのプレゼンテーションが行われた。
「フェミニンで知的で、芯が強い心を持つ女性の服。これが『クリスティーナ ティ』のコンセプトであり、日本人女性とも通じる部分だ。だから日本が大好き」とクリスティーナ。ブランドを立ち上げた1987年にサルデニア島の高級リゾート地ポルトチェルボにオープンした1号店をはじめ、故郷トリノ、ミラノなど4店舗を構えるイタリアに次いで、日本を重要市場と位置づけている。約3ヵ月前、社長だった父親を亡くし、彼女が会社経営も引き継いだ。「私は明確なビジョンを持っている。それはインターナショナルなブランドに成長すること。日本は三崎商事と協力してビジネスを拡大したい」と抱負を語った。
また、三崎龍哉・三崎商事社長(写真右)は、「繊細なモノ作りの才能を持つデザイナーで、ブランドの潜在性は高い。大事に育てて、ファンを増やしたい」と話した。日本は、松屋銀座、大丸心斎橋店の2店舗。来年、青山エリアに旗艦店をオープンする計画だ。