ファッション

スタイリストの佐々木敬子プロデュースによる新ブランド「ザ ヴァージニア」がスタート

 ヒロタが2013年春に向け、スタイリストの佐々木敬子をブランドディレクターに起用した新ブランド「ザ ヴァージニア」を発表した。

 「ザ ヴァージニア」のブランドコンセプトは、「等身大のラグジュアリー」。27〜35歳の女性をターゲットにしたハイセンスで上品なアイテムを提案する。佐々木敬子は、「素材やシルエットにとことんこだわり抜いた大人の女性のための新しい定番スタイル。カジュアルだけど上質で品がある、シンプルだけど女性らしいバランス。そんな『オトナベーシックスタイル』を表現したくて『ザ ヴァージニア』を立ち上げた」とコメント。

 「カジュアル」「シンプルベーシック」「ヴィンテージ」の3つに分けたスタイルで、オリジナル90%とインポート10%で構成する。商品の価格帯はシャツ・ブラウスが1万3000〜1万6000円、ニットが1万2000〜1万5000円、ワンピースが2万2000〜2万6000円、パンツが1万4000〜1万9000円、アウターが2万5000〜3万5000円。メインアイテムになるのは、ニットとワンピースでそれぞれ全体の20%以上を占める。また、服飾雑貨も豊富に取り揃え、飽きさせない充実した世界観を作っていく。

 「ザ ヴァージニア」は来年最低5店舗、3年後に20店舗出店し、売上高30億円を目指す方針だ。出店は、東京と大阪を中心に拡大していく。ヒロタは08年にスタイリストの風間ゆみえをディレクターに起用したブランド「トランテアン ソン ドゥ モード」を立ち上げた。スタイリストを起用したブランドで培った成功のノウハウを、「ザ ヴァージニア」でも活用していく。

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