「マルベリー(MULBERRY)」が、新たなクリエイティブ・ディレクターにジョニー・コカを指名した。来年7月8日付で就任し、同ブランドの全てのコレクションを担当する。
「イギリスのトップブランドの一つである『マルベリー』のクリエイションを、新たな方向に導くことをとても楽しみにしている」とコカ次期クリエイティブ・ディレクター。マルベリー社のゴッドフリー・ダヴィス会長兼最高経営責任者(CEO)は、「グローバルなラグジュアリーとファッションに精通している彼は、ブランドに新しいエネルギーと革新をもたらしてくれるだろう」とコメント。
コカは2010年から「セリーヌ(CELINE)」に在籍しており、レザーグッズやアクセサリー、シューズ、ジュエリーのデザイン・ディレクターを務めていた。それ以前は、「バリー(BALLY)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」でアクセサリーを手掛け、ジュエリーのデザイナーとしても活躍した。
「マルベリー」は、13年にエマ・ヒル前クリエイティブ・ディレクターが去って以来、後任を探していたという。