ファッション

「バナナ・リパブリック」がライフスタイルブランドに刷新

 ギャップ傘下の「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」(以下、「バナリパ」)は、4月に就任したマリッサ・ウェッブ=デザイン担当上級副社長兼クリエイティブ・ディレクターの下、ブランドイメージの刷新を図っている。マンネリ気味なオフィスカジュアルのイメージから脱却し、エッジの利いたモダンなトータルコーディネートを提案するため、アクセサリーにも注力したライフスタイルブランドを目指す。

 マリッサはデザインからスタイリング、マーケティングに至るまでブランド全体を統括する。彼女による初のコレクションは、2015年春夏シーズンにスタートする。新生「バナリパ」について、マリッサは「より多くのカラーを取り入れながら、豊富なパターンでシルエットも刷新し、最先端のスタイルを打ち出す。アイテムをどうミックスするか、どのように着こなすかにフォーカスするため、トータルコーディネートの提案を強化。でも商品数をやみくもに増やすつもりはない。目的に合わせた買い物だけでなく、週末や休みの日に気軽に訪れてもらえると嬉しい」と話す。

 2014年ホリデー・コレクションは、より高品質の素材を用い、これまでにない着心地を追及したという。また、ファスナーやレザーなどの装飾にもフォーカスし、ストレッチが利いたスキニ—パンツやレザーのキルティングコートなどがそろう。

 マリッサは10年以上にわたり「J.クルー(J.CREW)」で経験を積み、11年に自身のブランドをスタートした実力派。就任と同時にギャップは、マリッサのブランドを手掛ける企業に出資し、話題を呼んだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。