ロサンゼルス発のデニムブランド「セブン フォー オール マンカインド(SEVEN FOR ALL MANKIND)」は、2015年春シーズンのコラボレーション・コレクションのゲストデザイナーにジャンバティスタ・ヴァリを迎えた。同コレクションの第1弾の販売は来年2月中旬、「セブン フォー オール マンカインド」の直営店約60店とセレクトショップや有力百貨店約76店で実施する。第2弾は、5月に販路を拡大して行う予定だ。価格は350?650ドル(約4万1000?7万6000円)。ヴァリが手掛けるクチュールラインやシグニチャーブランド、新ブランド「ジャンバ(GIAMBA)」に比べ、大衆向けのプライスを実現した。
同コレクションの第1弾は、リップスティックをほうふつさせるレッド系7色のハイウエストパンツ、アニマルプリントのアイテムなどをラインアップ。第2弾では、ブルー系7色のハイウエストパンツやペプラムトップス、ボンバージャケットなどがそろう。イタリア製の素材を使い、生産もすべてイタリアで行うという。プリントにはクチュールの制作と同じプリンターを使用するほか、プロポーションからカッティングに至るまで、ヴァリの繊細なクチュール技術を随所に落とし込んだ。
バリー・ミゲル=セブン フォー オール マンカインド社長は、「今回のコラボは、消費者にユニークでフレッシュな視点を与えるいい機会だ」とコメント。なお、同ブランドは「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」や「ザック・ポーゼン(ZAC POSEN)」と過去にコラボした。