「リンシュウ(RYNSHU)」のデザイナー橋本倫周(写真右)は、約6年を費やした姫路城の大天守修復完成を記念した「姫路コレクション」をプロデュース、5月15日、ファッションショーを行う。ショーは2部構成で、1月25日にパリで発表する「リンシュウ」2015-16年秋冬メンズ・コレクション、および歴史のある姫路の皮革を使用し、橋本がデザインした特別なコレクションを披露する。三の丸広場に特設されるランウェイは全長65m、2000席が設けられる壮大なスケールだ。
このプロジェクトは、橋本が以前、姫路市の播磨高校の制服をデザインしたことが縁で姫路市から依頼があり、実現したという。橋本は、姫路のファッション大使としてキャラクター「姫にゃん?」もデザインした。「デザイナー活動30周年の節目に、世界文化遺産を舞台にショーができることは光栄だ。このプロジェクトを通して、姫路の新しい魅力を世界に伝えたい」と話した。写真の左は、石見利勝・姫路市長。