ファッション

ラフォーレ原宿の初売りがスタート 外国人観光客も行列

 ラフォーレ原宿は2015年元旦、初売りをスタートした。9時のオープンを20分前倒し、8時40分に開店。福袋とセールを目当てに、約1500人がオープン前に列を作った。

 千葉県東金市在住の高校3年生の男性3人組は、午前1時発の電車に乗り、3時に同施設に到着した。「初売りに並ぶのは初めてだが、昨年ネットで好評だったと聞いた『ハレ(HARE)』の福袋が目当て」と話した。ロリータファッションを身にまとった千葉県在住の15歳と19歳の姉妹は、「『ベイビー, ザ スターズ シャインブライト(BABY,THE STARS SHINE BRIGHT)』の福袋を買いにきた。朝4時に起きて7時には原宿に到着したが、すでに長い行列ができていて、買えるか不安」と焦りを見せた。

 列の中には、海外からの客も多く見られた。先頭から約50番目に並んでいた香港在住の20代後半のカップルは、大きなスーツケース2個を持って参戦。「狙っているのは『ネ・ネット(NE-NET)』と『フランシュリッペ(FRANCHE LIPPEE)』。昨晩、成田空港に到着し、そのままラフォーレ原宿に直行。福袋を買うために戦略を立てた」と話した。この日のために初来日したドイツ在住の18歳の女性は「ドイツには福袋や初売りの文化がないから興奮している。普段は日本のブランドの服をネットで買っているが、今日は初売りなので、本気で買い物をするつもりだ。『モノマニア(MONOMANIA)』の福袋は絶対にゲットしたい」と意気込んだ。

 また、「アルゴンキン(ALGONQUINS)」の福袋を購入したフィリピン出身・18歳の男子大学生は、「並んでいる時は、寒くて辛かったが、大好きな『アルゴンキン』がたくさん手に入って大満足。早く家に帰ってゆっくり試着したい」と嬉しそうに語った。

 ラフォーレ原宿では、未年にちなんだウールアイテムの福袋「メリーさん袋」をはじめ、「見える・選べる福袋」「らふぉーれ限定福袋」「アウター入り福袋」「全身コーディネート入り福袋」を用意。開店前に並ぶ客を対象に、1万円以上(税込み)の買い物を送料無料にするチケット「手ぶら!!サービス券」を配布したほか、温かいペットボトルのお茶を配った。なお、同施設の初売りは3日まで実施する。

【関連記事】
2015年は未年!「ひつじ」にちなんだ福袋が各店で登場

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。