アメアスポーツジャパンが販売するアウトドアブランド「アークテリクス(ARC'TERYX)」は、初のフットウエアを3月中旬に発売する。同ブランドが、山岳用アウトドアシェルやバックパックの開発で、これまで培ってきた技術を集約したシューズとなっており、開発に約3年を費やした。特徴はスキーのツーリングブーツから着想を得た、靴を覆う外側のシェルと内側のインナーライナーが分離可能な構造。外側は縫い目がないナイロン素材のシームレスアッパーで、耐摩性と疎水性を両立。内側のインナーライナーには防水や透湿性、伸縮性に富んだ素材膜"ゴアテックスメンブレン"を使用し、タン部分を除くことで高いフィット感を実現した。インナーライナー単体でも、テント内のキャンプシューズなどに使用できる。また、世界を代表するソールブランド「ビブラム(Vibram)」と、高いグリップ力を持つ独自のアウトソールを共同開発した。
デビューコレクションは、ローカットの低山登山向けハイキングシューズ「アルファ(ALPHA)」(2万6000円?)と、ハイカットの中低山以上のテクニカルシューズ「ボラ(BORA)」(3万6000円?)の2シリーズ。インナーライナー(1万円?)のみの販売も取り扱う。直営店のほか同ブランドを扱う全国のアウトドアショップで販売する。