ファッション

ウールマーク賞のメンズ部門は「パブリック・スクール」が受賞

 ザ・ウールマーク・カンパニーのファッションコンテストであるインターナショナル・ウールマーク・プライズのメンズウエア部門最終選考会が9日、ロンドン・ファッション・ウィークで開催された。ファイナリストに残ったのは、日本の「シセ(SISE)」、オーストラリアの「ストラテアス・カルルッチ(STRATEAS CARLUCCI)」、アメリカの「パブリック・スクール(PUBLIC SCHOOL)」、デンマークの「アスガー・ユエル・ラーセン(ASGER JUEL LARSEN)」、UAEの「ザ・エンペラー1688(THE EMPEROR 1688)」の5ブランド。グランプリに選ばれたのは、「パブリック・スクール」だった。同ブランドは10万豪ドル(約960万円)の優勝賞金を獲得し、コレクションはザ・ウールマーク・カンパニーのリテールパートナーであるハーヴェイ・ニコルズやサックス・フィフス・アベニュー、伊勢丹新宿店といった世界の小売店で今秋に販売される。

 受賞した「パブリック・スクール」は、ダオイー・チョウ(写真右から2番目)とマックスウェル・オズボーン(写真中央)が2008年にニューヨークで立ち上げたブランド。アートや音楽といったカルチャーをミックスしたストリートウエアを提案する。惜しくも落選した「シセ」の松井征心デザイナーは「最後まで公平に審査してもらえたコンテストだったので、結果に納得している。普段のコレクションでウールを使用することはあまりなく苦労も多かったが、勉強になることがたくさんあった」と手応えを語った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。