独グラスヒュッテ発ウオッチブランド「モリッツ・グロスマン(MORITZ GROSSMANN)」の世界初のブティックが1月30日、東京・小石川にオープンした。同ブランドを手掛けるグロスマン・ウーレン社は2008年、著名な時計師であったモリッツ・グロスマンの哲学と伝統を引き継ぐべく創設。"シンプルだが完璧な時計"というグロスマンの言葉を反映したウオッチを開発、製造している。10年から国内外での販売をスタートし14年6月、モリッツ・グロスマン・ジャパン(以下、グロスマン・ジャパン)を創設。「モリッツ・グロスマン」の品質の高さを世界に発信するのは日本が最適という理由で東京が初出店の場所に選ばれた。約100平方メートル、天井まで7メートルという開放感あふれるブティックは元印刷工場。至るところに工藤光一グロスマン・ジャパン社長のこだわりが反映されている。工藤社長は「場所選びからデザインまで、すべて任せてもらい、居心地のよい空間作りを目指した」とコメント。ウオッチの中心価格帯は300万〜500万円。