"アジア最高峰のガールズファッションショー"と銘打つ「東京ランウェイ2015 SPRING/SUMMER(以下、東京ランウェイ)」が2月14日、横浜アリーナで開催中だ。7回目を迎える今回のテーマは「ミックスカルチャー」。国内外のファッションやミュージック、アートが共存する東京のカルチャーを世界に発信する。ファッションショーやアーティストによるライブをはじめ、メイクや食などがブースを出展。バレンタインデーにちなんだ、企画「イケメン バレンタインデー」も実施している。
ファーストステージのトップバッターは、若手俳優の千葉雄大。ジャケットとパンツ、ロング丈のシャツ、ハットのオールブラックスタイルでランウエイを往復。観客へチョコレートを投げ、会場を沸かせた。
「リリディア(LILIDIA)」のファーストルックには、水色とピンクの花柄プリントのミニワンピースに、ウサギ耳のカチューシャを付けた藤井リナが登場。続いて、ルミネとサマンサタバサジャパンリミテッド・グループのレストローズが共同開発した新ブランド「アンド クチュール(AND COUTURE)」や「ミッシュマッシュ(MISCH MASCH)」「ディアプリンセス(DEAR PRINCESS)」「ティティーアンドコー(TITTY&CO.)」「アンティローザ(AUNTIE ROSA)」「ビッキー(VICKY)」がホワイトやブルーの花柄、デニム、ギンガムチェックなど春のトレンドを提案。ステージには、中村アンやマギー、ラブリ、押切もえ、岸本セシル、森星、筧美和子ら人気モデルが続々歩いた。
スペシャルステージは、NY発のウエディングブランド「マグノリアホワイト(MAGNOLIA WHITE)」。日本では「タカミブライダル」として知られる高見が扱うもので、日本での初お披露目となった。ゴールドのチェーンの装飾の赤いドレスや、ビジューやレース刺繍が施された純白のウエディングドレスが登場。ラストルックには、大きな花のヘッドドレスとチュールのマーメイドシルエットが華麗なドレスに身を包んだ松島花が現れた。
「ミッシュマッシュ」の真っ赤なプリーツワンピースを着用したマギーは、ステージを歩いた直後の取材で、「気持ちが上がる。すごい歓声をいただいて、(ネーム)ボードを持ってくれている人もいたりして、うれしかった」とコメント。ファッションは「冬服より春夏のほうが好き」だといい、この春夏にチャレンジしたいのは「すごくゆるいんだけど、ゆるすぎない、バランスが難しいところが(トレンドに)くるので、パジャマっぽいものにも挑戦したい」と話す。
一方、南明奈は「普段はモノトーンが多く、ブルーは着たことがないけれど、春だし、トライしてみようかな」と話し、着用した「アンティローザ」のブルーのトレンチコートとつば広ハット姿が気に入った様子。今春夏は「昨年の秋冬から流れがある、スポーツミックス系」が気になるという。また、「女の子女の子したものは苦手だけれども、ピンクに挑戦してみようと思っている」と話す。最近の一番のお気に入りは「今日のショーにも出る『フィグ&ヴァイパー』。展示会にも行ったけれど、今までと雰囲気が違って可愛らしいものもあった」といい、オーダーした商品が届くのを楽しみにしているという。「今年はファッション系の仕事でやりたい目標がある。年内には達成したい」と語った。