伊勢丹新宿店は2月11日から16日まで、ザ・コンテンポラリー・フィックスの吉井雄一オーナーが主宰するファッションイベント「ヴァーサス トーキョー」とのコラボレーションショップを1階ザ・ステージに開いた。昨年10月のメルセデス・ベンツ・ファッション・ウィーク トウキョウ期間中に行った同イベントに参加した「ミスター・ジェントルマン」「ファセッタズム」「タロウホリウチ」「トーガ ビリリース」「シーイー」「ファイヤー ワイヤー」らのウエアと雑貨、イベントのスポンサーである資生堂のプレステージメンズライン「資生堂メン」のコスメを販売。「ミスター・ジェントルマン」と銀座コージーコーナーがコラボしたシュークリームや、「シーイー」と資生堂パーラーのコラボによる"ミルフィーユ オ ショコラ"なども用意した。
通常メンズ館で扱うのは「ファセッタズム」「トーガ ビリリース」のみ。オープン初日は開店前に約30人の行列ができ、予算比110%の売り上げで好スタートを切るなど話題を集めた。会田哲郎 紳士・スポーツ統括部紳士第三商品部インターナショナルクリエーターズ アシスタントバイヤーは「商品単価が8000円前後と安かったことと、土日の客数が予想より伸びなかったことが原因」と説明。一方で「普段メンズ館であまり見かけない、20代前半の若い顧客層が多数来店した。全体の4割近くが女性客だったのは予想外。バレンタイン直前には、手の届きやすい価格帯の雑貨群が好調だったほか、『ファセッタズム』のビッグTシャツを買う女性客も見られた」と手応えを語った。
一番人気だったブランドは「ミスター・ジェントルマン」。各ブランドのTシャツが好調に売れ、「シーイー」のTシャツは初日に完売した。「資生堂メン」は、コスメを2点以上購入すると限定ポーチをプレゼントするサービスなどが奏功して会期予算を達成。ポーチは「タロウホリウチ」が人気だった。同ショップは18日から3月3日まで、イセタン羽田ストアでも開催する。なお、「ヴァーサス トーキョー」は、3月16日から開催するメルセデス・ベンツ・ファッション・ウィーク トウキョウへの参加は今のところ発表していない。
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