アクネ ストゥディオズは12月14日、アジア初の旗艦店をディエチ コルソコモ・コム デ ギャルソン跡地(東京都港区南青山5-3-20)にオープンする。ショップは、トゥモローランドと折半出資による合弁会社を設立し運営する。日本の卸売は、引き続きアクネ ストゥディオズが行なう。
ペールピンク、クラインブルー(群青色)、グレー、ブラックを基調とした3層構造の売り場面積は260m2地下1階に、メンズウエアとメンズのデニム、小物を、1階にはウィメンズウエア、ウィメンズの小物とシューズ、2階にはウィメンズウエアに加え、ウィメンズのデニムが並ぶ。
「東京でもスウェーデンを感じられる場所を作りたいと思った。建物の中にスウェーデンのモダンな家があるイメージ。」とジョニー・ヨハンソン=アクネ ストゥディオズ クリエイティブ・ディレクター。さらに「家といえば、安全で安心でしょ?そんな場所を東京に作りたかったんだ」と続ける。見どころは、ポップな色に染めた木材、石といった異素材を“コラージュ”した床と、透けるパーテーションなどで表現したスウェーデンの夏の光を連想させる作り。さらに透けるパーテーションについて「隠しつつも露わにし、閉じ込めつつも解放するようなイメージで、スウェーデン流“セクシー”のちょっとした揶揄だとも言えるでしょ」と語る。モダンながら居心地の良い空間に仕上がった。