ファッション

「ケースイス」が若手起業家を募集

 カリフォルニア発のシューズブランド「ケースイス(K・SWISS)」は「ザ・ボード(役員会)」プログラムを実施し、4月30日まで若手起業家100人をウェブ上で募集する。同プログラムは「ケースイス」ブランドのリノベーションを目的に設立されたもの。役員会の委員長は、アッシャー、ジャスティン・ビーバー、ファレル・ウィリアムスらのプロデュースを手掛けたこともあるDJディプロが務める。「ザ・ボード」のメンバーに選出された委員は、ディプロの指揮の下、メンバー専用ウェブサイトで6つのコースを受け、「ブランドポジショニング」「スニーカーデザイン」「ソーシャルメディアプロモーション」「事業計画の立案」など専門分野のディスカッションを行い、与えられた課題について考える。役員会のメンバーが考えた方針は実際に「ケースイス」のブランディングに反映される。

 ディプロは「ブランドの新たなページを刻むために起業家を集める『ザ・ボード』のプログラムに参加できるのを楽しみにしている」とコメントしている。

 「ケースイス」は1966年、スイス人兄弟アート・ブルナーとアーネスト・ブルナー兄弟が米カリフォルニアに移住して設立したテニスシューズブランド。「カリフォルニア」のドイツ語綴り「Kalifornien」の頭文字「K」と、ブルナー兄弟の母国スイス(SWISS)と合わせ「K・SWISS」と名付けられた。

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