来日中のデンマーク王国皇太子フレデリック殿下と同妃メアリー殿下が、3月28日午前、ファッション専門学校の東京モード学園を訪問した。これは、モード学園がデンマークのファー生産者団体「コペンハーゲンファー」との産学連携による授業を実施していることから実現した。メアリー妃は、ファーを使用した学生たちの作品を見ながら、「とても素敵ですね。製作にはどれくらいの日数がかかりましたか」「制作で難しかったことは何ですか」など、学生ひとりひとりと笑顔で言葉を交わした。昨年、「コペンハーゲンファー」のイベントに選抜され、コペンハーゲンを訪問した釣場なつみ(ファッションデザイン学科)は、「とても気さくに話しかけてくださった。私の和の作品テーマに興味を示していただいた」と話した。
【関連記事】
東京モード学園生がプロのバイヤーと真剣勝負
モード学園が新生「未来創造展」開催
ティム・バートンが東京モード学園に来校