エシカル・ジュエリーブランド「ハスナ(HASUNA)」が5月11〜19日、三越銀座店に期間限定ショップをオープンする。これは三越伊勢丹のグローバルグリーンキャンペーンの一環で、自然と共生するライフスタイルを提案するものだ。「ハスナ」は素材調達から、生産、流通過程において不正な取引に関与せず、自然環境に配慮したジュエリーの制作を行うブランド。期間限定ショップでは、同キャンペーン限定のブレスレットやピアスの販売をはじめ、人気コレクション「フレール」の先行受注会を行う。限定商品は元ストリートチルドレンだった青年らにより工房でカットされたアフリカ・ルワンダサンの牛の角(コルネ)を素材にしている。17日には白木夏子ハスナ代表が来店し、コーディネートのアドバイスを行う。
エシカル・ジュエリーとは、人や社会に配慮し、自然環境に配慮した素材を使用して作るジュエリーのこと。紛争の原因になっているダイヤモンドなどの素材を使用せず、採掘や生産の過程において不当な賃金の労働や児童労働が存在していない鉱物を使用している。いわゆる、「負の要素」のないジュエリーとしてブライダルリングとして用いられることが多い。ハイジュエラーでは「ショパール(CHOPARD)」などがエシカル/ジュエリーの制作に取り組んでおり、ジュエリー業界でも関心が高まっている。