若手デザイナーの登竜門であるインターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)2015-16年秋冬のノミネートが発表され、日本から「タロウホリウチ」と「リベルムアルビトリウム」が選出された。
「アギ & サム」や「クリスタセヤ」など、各国からメンズ&ウィメンズ合わせて70ブランドのデザイナーがファイナリストの候補者として上がっている。今後、地区予選を経て、メンズとウィメンズ部門の最終選考会が行われグランプリを決定する。
IWPのグランプリは賞金が10万豪ドル(約951万円)と高額であることに加え、ハーヴェイ・ニコルズやサックス・フィフス・アベニュー、伊勢丹新宿店などの世界の有力小売店で販売できる権利も得られる。なお、前回のグランプリは4月29日に「DKNY」のクリエイティブ・ディレクターに指名された「パブリック スクール(PUBLIC SCHOOL)」が受賞した。アジア代表として参加した「シセ(SISE)」は惜しくも受賞を逃している。
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