「エマニュエル ウンガロ(EMANUEL UNGARO)」は6月15日、パークハイアット東京で回顧展「50年の軌跡」を開催した。これは今年50周年を迎える「エマニュエル ウンガロ」ブランドを振り返る18ルックのアーカイブとともに、ファウスト・プリージ=クリエイティブ・ディレクターが手掛けた2015-16年秋冬の最新コレクションを展示するもの。
シャロン・ストーンが着用したという2000-01年秋冬のオートクチュールのドレスは、レースの上にビジューを刺繍した繊細なドレスで、「ウンガロ」のエレガンスを改めて確認できる。また、ファウスト・プリージがたびたびインスパイアされる「ウンガロ」のアイデンティティーのひとつともいえるポルカドットがのせられたドレスも並んだ。さらに、今シーズン、プリージがアイデアのひとつに取り入れたプリーツのミニドレスとそのアイデアが表現されたロングドレスが展示されるなど、エマニュエル・ウンガロのクリエイションがプリージによって現代的に表現されていることが感じられる展示になった。