一般社団法人クールジャパン協議会は、日本固有の魅力"クールジャパン"にふさわしい商品、文化などを国際的な視点で評価、表彰する「クールジャパンアワード(COOL JAPAN AWARD)」を初開催。選ばれた全国18件のうち、福井県の「鯖江のめがね」も受賞した。6月27日、京都市の京都西陣織アートギャラリー「伝々」で表彰式が行われ、出席した小松原一身・福井県眼鏡協会副理事長(ボストンクラブ社長)は、「今年は、福井県に眼鏡産業が誕生して110周年の節目。福井県産アイウエアの技術や伝統が評価されてうれしい。国内外に向けた情報発信の弾みになる」と話した。福井県は国内アイウエア生産の90%以上を占め、関連企業が集中する鯖江市は6人に1人がアイウエア産業に従事している。来年6月、福井県のアイウエアを国内外にアピールするイベント「サバエ メガネ メッセ2016」をサンドーム福井で開催予定だ。なお、同アワードは、他に秋田県大館市の「曲げわっぱ」、熊本県の「黒川温泉の意匠」などが選ばれている。
クールジャパン協議会は2011年設立。ファッションプロデューサーの小泉ダビーアントニオが理事長を務め、「クールジャパン」の商標管理、国際戦略に対する国内外のイベント企画、交流会などを行っている。