ベンチャー企業のスタイラーは7月1日、服の悩みをユーザーとブランドがSNS感覚でやりとりできる送客アプリ「スタイラー(STYLER)」のベータ版をスタートした。サザビーリーグやアメリカンラグシー、ストゥディオスなどセレクトショップやファッションブランド20店舗が参加。ユーザーが投稿した服の悩みに応える。ウェブ版、今後リリースするアプリ版はいずれもインターフェイスがSNSのようになっており、気軽な感覚でやりとりできる。ベータ版はウェブのみで、9〜10月ごろにアプリをリリースする。小関翼スタイラー社長は、「ファッションの店舗でのお客と販売員のやり取りはとても貴重なファッション情報だと常々思っていた。そのハードルを下げ、そのコミュニケーションは可視化することで、それ自体が新しいファッションのメディアになる」という。「スタイラー」は主にメンズファッションが中心で、ファッションスナップドットコムやアパレルウェブにも情報が流れるようになっている。