ファッション

「セリーヌ」から経年変化を楽しめる”ナチュラルカーフスキンコレクション”が登場

 「セリーヌ」は2015年プレ・フォールからナチュラルカーフスキンを用いたバッグを販売する。控えめでありながら、極めて美しく希少な素材であるナチュラルカーフスキンを、タン、トープ、カーキ、バーガンディーといったアーストーンに染めて、アイコニックバッグの"ラゲージ"をはじめ"ベルトバッグ"や新作の"サングル""タブ"などさまざまなシェイプに仕立てた。

 表面加工を行っていないナチュラルカーフスキンは、シボがほとんどなく、洗練された風合いが特徴。透明なトップコートや顔料では、革本来の持つ色むらや小さな傷も隠せないため、使用できるレザーを厳選しなければならず生産数量が限られることから、レザークラフトの伝統において最高位に位置付けられている。

 トスカーナには、現在では「セリーヌ」にしか見られない伝統的な技術を大切に受け継ぐアトリエがあり、植物性のタンニンのみを使用したなめし、シェービング、ドラム染め、耐水性のオイルによる処理が施され、それら全ての工程で柔らかくなめらかな手触りを作り出しているという。多くの加工が施されたレザーとは対照的に、仕上げを最小限にとどめているため、使っていくうちに少しずつ光沢が出てしなやかさが増し、艶が生まれる経年変化を楽しめる。

 価格は"ラゲージ ナチュラルカーフスキン マイクロ"が36万5000円、"サングル ナチュラルカーフスキン ソー"が28万円、"サングル ナチュラルカーフスキン カメラバッグ"が28万円、"ベルトバッグ ナチュラルカーフスキン スモール"が29万5000円、"タブ ナチュラルカーフスキン ミディアム"が29万5000円、"タブ ナチュラルカーフスキン スモール"が22万5000円。

CELINE x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。