ファッション

「ストリートをルーツに持つ大人へ」千駄ヶ谷に新セレクトショップがオープン

 ダンススペースや音楽レーベルなどの運営を手掛けるワークルは7月11日、千駄ヶ谷に「ストリート×コンテンポラリー」をコンセプトにしたセレクトショップ、コンテニュー(CONTE-NU)をオープンする。

 10年以上前にテーラーとして使われていた店舗をリノベーションした売り場には、国内外からセレクトしたメンズとウィメンズのアイテムをはじめ、同社が運営する代々木のバー「シロクマ」のオリジナルウエアや、同社が手掛けるレーベルのCD、レコードなどがそろう。「私自身ダンサーとして活動しており、今後海外のダンスや音楽、ファッションシーンとのつながりを増やしたいと考え、セレクトショップのオープンに乗り出した。ストリートカルチャーをルーツに持つ大人に向けたウエアを提案したい」と平塚拓也ワークル社長。メンズの取扱ブランドについて「ニュージーランドの『アイ ラブ アグリー(I LOVE UGLY)』をはじめ、日本ではなかなか見ることがないブランドをそろえた。ストリートカルチャーを直球で反映するだけでなく、「エイプリル77(APRIL77)」など仕立てが良いと感じられるブランドも積極的に取り入れている」とコメント。ウィメンズのバイイングを担当する渡邊咲ディレクターは、「シンプルな中にも変わった素材やシルエットを取り入れた、大人の女性が着られる、遊び心があるウエアをセレクトした。日本の『ヴィム+ボップ(VIM+BOP)』や『ノン トーキョー(NON TOKYO)』、フランスの『レプレリード パリ(LES PRAIRIES DE PARIS)』がイチ押し。パリで買い付けたビンテージアクセサリーも店頭に並べている」と話す。

 店舗デザインは建築デザインチームの「アシスタント」が担当。メンズの売り場は、テーラー時代に使われていた什器を生かした重厚感のある造りで、ウィメンズの売り場は白を基調にしたミニマルな雰囲気に仕上がっている。

■コンテニュー
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-6-1

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