ドーバー ストリート マーケット ギンザ(以下、DSMG)は25日、2015-16年秋冬コレクションの販売開始に合わせ、リニューアルした。6階の売り場を増床して取り扱いブランドを拡大。その他、ブランドのスペース移設や新たな売り場のオープンが目白押しだ。
1階では、ゾウのオブジェが印象的な「エレファントスペース」で、クリストファー・ネメスにオマージュを捧げた「ルイ・ヴィトン」2015-16年秋冬メンズ・コレクションのインスタレーションを実施している。ウエア、シューズ、レザーグッズ、アクセサリーをそろえ、日本国内ではDSMGでしか手に入らないアイテムも用意する。
2階では、スキンケアブランド「イソップ」の取り扱いを開始した。「トム ブラウン ニューヨーク」が新たな什器を採用し、ブランドの世界観を強めている。3階は、ジョン・ガリアーノが手掛ける「メゾン マルジェラ」のスペースを拡大し、メンズの販売をスタート。「アップル」のコーナーも1階から移設された。
4階にはアレッサンドロ・ミケーレによる「グッチ」のスペースが世界初オープン。「ヴァレンティノ」のスペースも登場し、メンズとウィメンズのアイテムをそろえる。5階には、「プラダ」のスペースを開設。ドーバー ストリート マーケット ニューヨークで限定販売されていたアイテムも取り扱う。また、ジョナサン・アンダーソンが手掛ける「ロエベ」の新しいスペースもオープンした。
大幅増床した6階には、「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン」「シモーン ロシャ」「ポール ハーデン シューメーカーズ」「ミュウ ミュウ」「クロムハーツ」「J.W.アンダーソン」をラインアップする。また、「インターベンションスペース」と呼ぶイベントスペースも設置。現在は、ロンドンメンズの注目株「クレイグ グリーン」のインスタレーションを行っている。
ローズベーカリーを構える7階には、中央のエスカレーター周辺に、リミテッドエディションのアートブックを定期的に紹介・販売する「ビブリオテッカ」を設けた。