「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は8月26日、伊勢丹新宿店メンズ館1階に3週間の期間限定ショップをオープンした。同ブランドがメンズ館にショップを構えるのは、初めてのことだ。
本館との連絡口近くのスペースには、アクリルとアルミニウムで作った巨大なトランクが出現。ショップは、このトランクの中に広がり、2015-16年秋冬メンズ・コレクションを販売している。店内を彩るのは、同シーズンのインスピレーション源となったクリストファー・ネメスにとってアイコニックな、ロープのモチーフ。メンズのアーティスティック・ディレクター、キム・ジョーンズは、自身同様イギリス出身の親日家のネメスにオマージュを捧げ、ロープのモチーフをさまざまなテクニックでウエアやアクセサリーの上にのせた。ショップの目玉は、世界中でここでしか手に入らない、ロープ・モチーフをのせた"モノグラム"のアクセサリー。ボストンからクラッチ、時計の"タンブール"にいたるまで、さまざまな"モノグラム"のアイテムにドット型のロープ・モチーフを加えた。
オープニングを祝い、同日朝にはキム・ジョーンズとフレデリック・グランジェ=ルイ・ヴィトン ジャパン プレジデント&CEO、三越伊勢丹の大西洋・社長らがテープカット。大西社長は、「伊勢丹の目指す姿を伝えながら、『ルイ・ヴィトン』とは、メゾンの良さを表現する方法について話し合いを続けてきた。今回は、最高の取り組みが実現した」とコメント。キム・ジョーンズも「大好きな国、大好きな百貨店にショップを構えることができた。伊勢丹、『ルイ・ヴィトン』、そしてクリストファー・ネメス、すべての関係者に感謝したい」とコメントした。
ショップは9月15日まで。