三越伊勢丹グループは9月8日まで各店で、デジタルとファッションが融合した新しいライフスタイルを提案する。この取り組みでは、デジタル版サードウェーブコーヒー、ファッションとテクノロジーを繋ぐイベント「デコーデッド・ファッション」で開催した"ザ・イセタン・チャレンジ"受賞者の作品展示、感情認識パーソナルロボット「ペッパー」ふれあい体験、ウエアラブルデバイスのラインアップなど、店内ではテクノロジーを活用したさまざまな企画を用意している。
伊勢丹新宿店5階では、ブルートゥースでスマホアプリと連動し、自分のレシピを記録するコーヒースケールを販売中。レシピはインターネットで共有でき、世界中の人のレシピを入手、再現が可能。価格は1万9800円。同本館2階=センターパーク /ザ・ステージ#2では9月1日まで、コンデナスト・ジャパン主催のファッションとテクノロジーを繋ぐ世界的イベント「デコーデッド・ファッション」で開催した"ザ・イセタン・チャレンジ"受賞者の作品である、デジタル技術を使用したミラーと3D生地プリンターを展示している。このミラーでは、服を試着した姿を360度から確認できる。メモリー機能付きで、試着姿の画像比較や服の色を変えることも可能だ。画像はSNSでシェアすることもできる。3D生地プリンターは、ポリエステルと綿を含む液体を型紙の上に噴霧することで、縫い目のない服を製作。また本館6階では、9月8日まで「ジンズ(JINS)」のデジタル・アート・インスタレーションを伊勢丹新宿本店と三越銀座店(9月2日〜)で開催。世界初のセンシング・アイウエア "ジンズ・ミーム(JINS MEME)"を活用したインスタレーションが体験できる。同アイウエアは、メガネとしての機能はそのままに、独自のセンサーを通じてユーザーの集中度や眠気などの情報を、スマホを介して可視化できる。発売は10月予定。期間中は、ペッパーふれあい体験も実施。ふれあい場所は、伊勢丹新宿本店2階、三越日本橋本店1階、三越銀座店1階、伊勢丹立川店2階、伊勢丹浦和店1階、静岡伊勢丹1階。