パルは、原宿・明治通り沿いの「チャオパニック(CIAOPANIC)」および2階の「カスタネ(KASTANE)」「ミスティック(MYSTIC)」「フーズフーチコ(WHO'S WHO CHICO)」店舗を9月末に閉店し、複合型ショップ「CPCM」をオープンする。開業は11月28日を予定しており、売り場面積は928平方メートル。総合ディレクターとして、スタイリストの熊谷隆志を起用し、アメリカを中心としたクラフト雑貨、家具、メンズおよびウィメンズのウエアをラインアップする他、店内にはフード&ドリンクスタンドも併設する。
「CPCM」は「Crafts and Permaculture Country Mall」の略で、手作りのぬくもりを感じられるものや、永続的に続く文化を大切にするモールの意味。熊谷隆志ディレクターは「もう、洋服に特化する時代じゃない。けど、ライフスタイルって言葉も使いたくない。CPCMという4文字で今の自分の気持ちを具現化した」とコメント。井上英隆パル会長は、「これからの時代を考えるとファッションビジネスもカルチャーなしには語れない時代に入った。だからこそ今、ファッションもスタイルも独自の思想を持つ熊谷氏に、これからの新しいファッションビジネスのディレクションを依頼した」と語っている。