三越伊勢丹ホールディングスは、今秋三越銀座店を大規模リモデルし、"最旬グローバル百貨店"を目指す。紳士服、リビングを紹介する。
5、6階の紳士服売り場は "粋な男"をコンセプトにする銀座のジェントルマン向けに打ち出す。10月7日にオープンする5階は銀座のジェントルマンのオフィシャルシーンを提案する。メジャーメイド・オーダーシャツとフォーマルウエアが一体になったサロン"銀座ドレスアップ・サロン"を新設する。サロンの中には"ジャパンフィルター"にはイタリア、イギリス、アメリカの3つのスタイルを日本人テーラーが提案する"ジャパンテーラー"サービスを提供する。また、目玉は筆記用具やカメラ、喫煙具、シガーといった銀座のジェントルマンの趣味性の強いアイテムをそろえる"銀座ジェントルマンズ・ラウンジ"だ。アイテムの他、講演会やポップアップショップ、新作発表会なども行う予定だ。また、ラグジュアリーなソファに座りながらのシューシャインサービスやシェービングサービスなど、くつろぎながらリチャージできる空間やサービスを提供する。その他ユハク、オーツカ製靴、マドラス、アキオ製靴、オークニ ジャパンの5社と提携し、シューズを好みのカラーにカスタマイズできるサービス"銀座アトリエ"をスタートする。期間限定色を含む30色のカラーから選べる他、メーカーと職人を横断的につなげ、好みのカラーに染めることができる。オーダーシューズの価格は4万2120円から。10月14日にオープンする6階の紳士服フロアはジェントルマンのプライベートシーンを提案し、「ルイジ ボレッリ(LUIGI BORRELLI)」「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」「デンハム(DENHAM)」の新ブランドを取り扱う。
7階は、リビング、着物、ギフト、ブライダル、催物会場で、日本と世界の最旬の暮らしやスタイルを提案する。同社が掲げる「this is japan.」メッセージを1番表現しているフロアとする。現代のライフスタイルに合わせ、日本の空間美を提案する"しつらえの美"と、日本を代表する伝統技法の「藍」や「箔」を中心に商品開発をし、日本の職人のアイテムをそろえる"ものの美"の2つのコンセプトが登場する。7階は10月14日にオープンする。