アメリカ・ヴァージニア州で人気を集めるセレクトショップ「ニードサプライ」が10月10日、日本に上陸する。場所は渋谷区松濤(東京都渋谷区1-26-21 2F)。日本での店舗ディレクションはアルファの南貴之クリエイティブ・ディレクターが担当する。「ニードサプライ」はセレクトショップだけでなくカルチャー誌「ヒューマン ビーイングジャーナル」を発行するなど、現在は米国内だけでなく世界中にファンを持つクリエイティブ発信地。日本第1号店では、アメリカの店舗と同様に70以上の海外ブランドをセレクトする他、東京発のブランドや、南ディレクターが立ち上げるオリジナルブランド「エヌエスシーオー(NSCO)」もラインアップする。
南ディレクターは「『ニードサプライ』はモードでもなく、アメカジでもなく、ストリートでもなく、" クリーン"なショップ。オーセンティックなブランドからサーフブランド、北欧ブランドまでが雑多になることなくバランスよく並ぶ店。しかも出版機能もあり、個人的にも以前から"やってみたい"と思う店を体現している店舗だった」と話す。日本でのショップを手掛ける際には「非常にフラットな関係で店作りができた。海外からのショップやブランドが上陸する際はトップダウンが多いが、お互いにリスペクトを持てている」と語る。
なお、同立地の1階には、代々木八幡の「ライフ(LIFE)」や湘南 T-SITE内の「ライフシー(LIFE SEA)」といった人気飲食店を育てた、シェフの相場正一郎の新店「トラットリア・バッボ」がオープン。「ニードサプライ」と「トラットリア・バッボ」を運営するのは「キンフォーク」日本版を手掛けるネコパブリッシングが立ち上げた、新会社カトラス。11月28日には熊本に2号店をオープンする。