集英社は、メンズファッション誌「メンズノンノ」の創刊30周年プレ記念として、「トヨタ マークX」とのコラボレーションによる特別編集ムック「大人たちのメンズノンノ」を9月29日に刊行した。初代モデルの阿部寛や加藤雅也をはじめ、歴代モデルが総出演する。発売日の今日、都内で刊行発表会が行われた。
同誌発表会には、日高麻子「大人たちのメンズノンノ」編集長や「メンズノンノ」のモデルとして活躍した俳優の風間トオル、写真家の桐島ローランド、ミュージシャンのマーク・パンサー、モデルのリヒトが登壇した。約30年前の創刊当時の思い出話や今後の同誌が目指す新しいスタイルなどのトークを繰り広げた。「風間くんは創刊時からの看板モデルで、当時流行した『しょうゆ顔』ブームを作り上げた」と日高編集長。マーク・パンサーは16歳で「メンズノンノ」に初登場。「高校生で撮影に遅刻ばかりして皆を困らせていた」と振り返った。会場では同企画に登場する谷原章介のビデオレターも上映された。今回の「大人たちのメンズノンノ」では、公式サイトも同時にオープン。ユーザー自身の写真を登録すると表紙のモデルになるというカスタマイズ機能がついている。実際に試したマークは、「いろいろな色や服が選べて、自分好みのメンノンになる」と感想を語った。
同誌は全国の書店とアマゾンで販売される。価格は580円。1986年の創刊当初から30年後の現在までを振り返り、過去の記事や貴重な写真を掲載している。初代モデルの阿部寛と加藤雅也によるシンガポールロケをはじめ、田辺誠一やマーク・パンサー、谷原章介、桐島ローランド、伊勢谷友介、井浦新(当時はARATA)ら歴代の「メンズノンノ」モデル総勢21人が登場する。宮沢りえと篠山紀信によるフォトページも含まれる。