イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)は、10月22日、新しいアイウエア・プロジェクトを青山のインターセクト バイ レクサス-トウキョウで発表した。これは、福井県鯖江市のアイウエアメーカー金子眼鏡との協業によるもの。6月、「イッセイ ミヤケ メン」2016年春夏パリ・メンズ・コレクションで先行公開し、9月25日から4日間、パリで開催されたアイウエアの国際展シルモ(SILMO)で正式発表。そして、この日が日本お披露目となった。
同プロジェクトを主導した高橋悠介「イッセイ ミヤケ メン」デザイナーは、「デザインは、『イッセイ ミヤケ』の服作りのエッセンスである"一枚の布"から出発した。上から見ると、一本の金属が美しいラインを描いているのが特徴。自分が好きなビンテージにモダンなシャープさを加えた。ほぼハンドメードで、日本でしかできない技術を駆使し、掛け心地にもこだわっている。アイウエアは、当初ファッションの延長線上で好きになったが、今はマニアになった(笑)」と話す。高橋は、シルモの金子眼鏡の出展ブースで自ら来場者に商品説明を行い、「高い評価を受け、手応えを感じた」。価格はサングラスが4万4000円(フロント着脱方式のモデルは5万2000円)、オプティカルフレームが4万2000円。11月12日、「イッセイ ミヤケ」の主要10店舗で先行販売。その後、金子眼鏡の主要30店舗で販売され、来年2月、世界10カ国以上で発売される。