日本の世界遺産と文化遺産を巡るクラシックカーのラリーイベント「RALLY NIPPON 2015(ラリーニッポン2015)」が24日から27日までの4日間開催されている。京都と四国、兵庫を舞台に行われ、24日朝8時45分にスタート地点の京都・東寺を出発した。今年で7年目を迎える本イベントは2011年から観光庁の支援を受けている唯一のラリーイベントで、ダンヒルが特別協賛している。今年は古くから京都の玄関口だった東寺を出発し、淡路島を通って香川、愛媛、高知、徳島と四国を一周、京都・上賀茂神社のゴールをめざす。参加車両は1974年までに製造された計70台。最も古いのが、28年製造の「BUGATTI T37(ブガッティ)」で、29年式の「BENTLEY 6.5L SPEED SIX(ベントレー)」をはじめ、フェラーリ、ポルシェ、メルセデス・ベンツなど欧米と日本で誕生した往年の名車が公道を走行して順位を競う。
イベントでは雑誌「レオン」(主婦と生活社)元副編集長でモータージャーナリストの九島辰也(左)がスタイリストの祐真朋樹をコ・ドライバーに、1967年式の「TRIUMPH SPITFIRE MKII(トライアンフ・スピットファイア)」で出場した。ダンヒルは、創業当初から受け継がれる「モートリティーズ」(「モータリング」=「自動車」と、「オーソリティーズ」=「権威」を掛け合わせた造語)というブランドコンセプトが本イベントの趣旨と合致。「創業者のアルフレッド・ダンヒルがその造語を生み出すほどに、車とブランドの起源が深く結びついている」( PR担当)とし、第1回目から協賛している。