ファッション

「アイスバーグ」がメンズのクリエイティブ・ディレクターに、ジェームス・ロングを抜擢

 「アイスバーグ(ICEBERG)」のメンズラインのクリエイティブ・ディレクターにジェームス・ロングが就任した。彼のファーストコレクションは1月の2016-17年秋冬コレクションとなる。

 パオロ・ジェラーニ=ジルマール最高経営責任者は、「スポーツウエアへの美学や、ニットウエアへのこだわり、プリントや技術の使い方など、彼は『アイスバーグ』のメンズを担当するのにふさわしいデザイナーだ。クラフツマンシップやニットウエア、色使いなど、メード・イン・イタリーに敬意を持ちながらブランドのDNAを進化させるだろう」と語った。

 ロングはイギリス出身で、現在34歳。ロンドン在住で、11年に自身のメンズブランド「ジェームス ロング」を始めた。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの修士コースを修了。08-09年秋冬コレクションでショーのデビューを果たした。ロングは、「トップマン(TOPMAN)」が支援する若手向けのショー"マン(MAN)"のデザイナーに選ばれ、英国ファッション協議会(ブリティッシュ・ファッション・カウンシル/BFC)のファッション・フォワード賞を受賞した経歴を持つ。

 ロングは、13年6月から同ブランドの最初のメンズウエアのクリエイティブ・ディレクターを務めたフェデリコ・クラディの後任となる。なお、「アイスバーグ」のウィメンズラインはアーサー・アルベッセが担当している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。