「ダブルタップス(WTAPS)」は2016年の初売りで、日本のワークユニフォームメーカーの元祖とも呼ぶべき存在の「寅壱」とコラボレーションしたフライトジャケットを発売する。「アメリカ製のワークブランドの陰に隠れて見落とされがちな日本のカルチャーにフォーカスした」と西山徹デザイナー。総裏ボアで防寒性に優れる「寅壱」定番の"パイロットジャンパー"をベースにした。光沢感のあるナイロンツイルを使用し、ファスナーやリブをオリジナル製に変更したブラック(3万6000円)と、全国の取扱い店にちなんだ地域名を刺繍したネイビー(1万9000円)の2種類。前者は「寅壱」の国内工場で生産した。
「ダブルタップス」はこの他にも初売りで、はんてんや手ぬぐい、千社札、家紋入りビーニーといった和物アイテムを発売する。東京育ちの西山デザイナーならではのシャレの効いたアイデアだ。