「ロエベ(LOEWE)」は、人気のレザーアニマル シリーズから"エレファント ミニバッグ"を発売する。その制作過程がムービーで公開された。
もともと、マドリード郊外にある工房で働く職人が、レザーの切れ端に巧みなステッチを施し、小さなクマを作ったことから生まれたという。このクマと同様の技法で、雄牛とゾウのコンパース(小銭入れ)が作られた。
この動物たちは「ロエベ」の職人たちが誇る優れた技術と絶妙なパターンによるデザイン、そして一枚のレザーに数ステッチを施しただけで動物を象るという職人たちの才能を示している。
クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は、偶然生まれたというストーリーとその愛らしいデザインが気に入り、2015年のギフトコレクションのために新たにミニバッグを提案した。中でもジョナサンはお気に入りのゾウにフィーチャーし、コインパースに遊び心とこれまでとは違う機能性を与えようと考えたという。そして生まれたのがカーフレザーのエレファントバッグだ。カラーは、ピンクに加え、ブラック、オレンジ、イエロー、タンがそろう。価格は15万6600円。