スタートトゥデイが12月15日、ファッションフリマアプリ「ゾゾフリマ(ZOZOフリマ)」をローンチした。ユーザーはアプリを用いてC to Cで商品売買ができる。手軽に手持ちの服などを販売できるフリマアプリは、約2000万ユーザーの「メルカリ(MERCARI)」を筆頭に、利用者が急増している。スタートトゥデイはフリマアプリ参入で、新品の販売から中古品、そして個人間の取り引きまでを網羅するユニークな小売企業になる。
「ゾゾフリマ」の最大特徴は、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」「ウェア(WEAR)」のIDデータと連携することで、ユーザーが過去に購入した商品の情報・画像を活用できること。他のアプリでは難しい、詳しい商品情報やクオリティの高い写真などを、自分で入力せずに簡単に出品できる。
出品者は成約金額の10%を手数料として支払う仕組み。アプリ上でのメッセージ機能もあり、商品についてのやりとりができる。まずは「ゾゾタウン」「ウェア」の月間2000万人のアクティブ・ユーザーを取り込むことを目標にサービスの普及を図る。アプリの運営はグループ会社のブラケットが手掛ける。