ファッション

松本潤がきっかけ!?  紅白・嵐の着用で「クレストブリッジ」に注目集まる

 三陽商会の「ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」と「ブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)」が2016年初頭、幸先の良いにぎわいを見せている。きっかけは、大晦日の第66回紅白歌合戦で、両ブランドがアイコンとして打ち出す赤のクレストブリッジチェック柄のジャケットを嵐の5人がそろってオープニング衣装に着用したことだ。毎年歌手の着用衣装にも注目が集まる紅白だが、オープニング後すぐさま両ブランドを手がける三原康裕クリエイティブ・ディレクターがSNSで喜びの声を発信すると、またたく間に着用情報は拡散。紅白を受けて三陽商会も翌1月1日、店舗にビジュアルプレゼンテーション指示を通達し、同商品の打ち出しと赤のクレストブリッジチェック商品全般を前面展示する施策を取った。年明けすぐから視聴者の問い合わせが各店舗へ相次いでおり、滑り出しは好調のようだ。

 嵐の同衣装の着用について、関係筋は松本潤の発案によるものだと明かす。松本はメンバーでありつつ、嵐のコンサートやテレビ番組の演出・構成をチーム内でリードする役割でも知られている。

 加えて、松本はメディアで「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)」や「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」などのトラッド系のスタイルを好む一面も見せ、「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」を私服で着用する姿もあったことから、今回の衣装につながったものと見られる。

なお、嵐が着用したジャケットは2016年春夏商品で4万8000円(綿100%)、現在店頭で販売しているのは2015-16年秋冬商品で6万4000円(ウール100%)。

【ルック】
「ブラックレーベル&ブルーレーベル・クレストブリッジ」2015-16年秋冬

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