ナイキは今春、ランニング、トレーニング、ウィメンズトレーニングの3カテゴリーのタイツを強化する。ランニング用は、筋肉のゆれを少なくするサポート機能やジップ付きのポケットを備え、トレーニング用は、衣服内の温度を上げず、高い通気性や吸湿速乾性を実現したもの。ウィメンズトレーニング用はウエストベルトを幅広くとることで体幹を意識できる他、ふくらはぎ、太もも、ウエストで異なる編み方を採用している。価格帯は8640〜1万6200円。
1月7日には契約アスリートを招き、都内でプレゼンテーションを行った。陸上短距離走の藤光謙司選手は「このタイツはフィット感が高く、動きが制限されない。また、メンズにはなかなかない明るいカラーでテンションも上がる」と、特徴の一つであるデザイン性の高さにも言及した。ナイキによると、タイツは同社が手掛ける中でも今後の伸びが期待できる分野だという。特に女性の間では"アスレジャー"のようにトレーニング時を超えてタイツを着用するシーンが増えていることもあり、今後も訴求を強めていく。