日用雑貨のセレクトショップ中川政七商店は13日、表参道エリアに路面店をオープンした。工芸品のSPAを掲げる同社は、「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」など自社ブランドのショップを都心のファッションビルやショッピングセンターに44店舗を出店しているが、「中川政七商店」の屋号の路面店は初。皿やふきんなどの日用雑貨からアパレル、プラント、加工食品など、日本全国の工芸品約1000アイテムを販売する。約43坪の店舗の設計は、ブルーボトルコーヒーなどを手掛けた建築家の長坂常。企画展やイベントを重視し、可動しやすく、見やすいユニット型の什器を軸にデザインしたという。
店舗の場所は国連ビルの裏手に当たる、閑静な住宅街にある。店舗はショールームの機能も備え、上のフロアは同社のオフィスにもなっている。