ルイ・ヴィトンは4月23日〜6月19日、東京・紀尾井町の特設会場で「空へ、海へ、彼方へ—旅するルイ・ヴィトン展(VOLEZ, VOGUEZ, VOYAGEZ - LOUIS VUITTON)」を開催する。ガリエラ宮パリ市立モード美術館のオリヴィエ・サイヤール館長をキュレーターに迎え、1854年の創業から今日に至るまでの軌跡をたどる。展覧会は、2月21日までパリのグラン・パレで開催された。「旅」をテーマにした10章で構成し、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーカイブから厳選しオブジェやドキュメントとともに、ガリエラ宮パリ市立モード美術館や個人コレクターが貸与した作品も展示する。
日本での開催にあたり、日本にスポットを当てた章も加える。モノグラム・キャンバスのインスピレーションの一つとも言われる「紋」をはじめ、板垣退助が渡欧した際に購入したトランクや京都のヴィラ九条山の職人が制作したトランク、村上隆や草間彌生など現代アーティストとのコラボ作品などを展示し、「ルイ・ヴィトン」が日本と築いてきた関係性についても振り返る。開催場所に紀尾井町を選んだのは、「ルイ・ヴィトン」が1978年に日本一号店を出店したゆかりのある地のため。
■空へ、海へ、彼方へ—旅するルイ・ヴィトン展
期間:4月23日〜6月19日
場所:東京都千代田区麹町5-1-3
時間:10:00〜20:00(4月24日、5月2日、6月13日は13:00〜)
休館日:月曜
入場料:無料